広瀬すず 主演映画舞台の長崎で平和に祈り「この場所で起きたことを知ってもらうきっかけになれば」

 俳優の広瀬すず(27)が11日、主演映画「遠い山なみの光」(9月5日公開)の舞台である長崎県を、共演の吉田羊、石川慶監督と訪問した。

 広瀬らは長崎市内の平和公園を訪れ、大粒の雨が降る中で平和祈念像前に献花。原爆犠牲者への哀悼と、世界平和を願って手を合わせた。広瀬は「撮影では来ることができなかったので、ようやく訪れることができ、手を合わせることができたことを光栄に思います」と語った。そして「映画を通じて世界中の皆さんに、この場所で起きたことを知ってもらうきっかけになれば」と願いを込めた。

 その後は活水女子大学での原作朗読会と、市内映画館での特別試写会の舞台あいさつも行った。

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