米大入学→10年ぶり復帰のアンジェラ・アキ、制作中のニューアルバムは「濃ゆい、強烈なヤツ」と明かす 11年ぶり全国ツアーファイナル
シンガー・ソングライターのアンジェラ・アキ(47)が10日、東京国際フォーラム ホールAで11年ぶりの全国ツアー「アンジェラ・アキ Tour 2025-Eleven-」のファイナル公演を行い、約2時間にわたり待ちかねた完売5000人のファンを魅了した。
ミュージカル音楽作家を目指して米国の大学に入学し、作曲を学び直したアンジェラは昨年、約10年ぶりに日本での活動を再開。今年5月にニューシングル「Pledge」をリリースし、7月21日の故郷・徳島を皮切りに10都市10公演のツアーを行ってきた。
ライブは昨年上演され、アンジェラがミュージカル音楽作家としてデビューした「この世界の片隅に」の楽曲で、今ツアーで初実演となった「この世界のあちこちに」で開演。今年4月、大原櫻子に提供したばかりの「名前」に続けると、「こんばんは、そしてただいま、アンジェラ・アキです。11年前に日本武道館のステージでお別れして、約束通りまたライブをやりに帰ってきました。東京の皆さんのためにスペシャルなステージを準備してきました」と帰還のあいさつを述べた。
アンジェラは「バンドだけじゃない、一人一人のオーディエンスと、ここにしかない完成形を作り出したい」と意気込み。「今の自分が歌いたい曲。今のみんなの聴きたい曲と一致することを願って」という幅広いセットリストで、円熟味を増した力強いパフォーマンスを披露した。
歌われたのは「アーティスト人生で一番感動して誇りに思える作品」という「この世界の片隅に」の楽曲、「This Love」や「手紙~拝啓 十五の君へ~」などのヒット曲、「Pledge」や完成に向けてラストスパート中という「濃ゆい、強烈な」ニューアルバムに収録予定の最新曲「Forgiveness」など全18曲。ニューアルバムでは「自分の中に潜んでいる闇の部分、影の部分とちゃんと向き合っている」と打ち明けた。
中盤のカバーでは「大好きなアーティスト」というちゃんみなの「美人」や、藤井風の「ガーデン」を披露。学生時代にアンジェラのライブを聴きに来ていたという藤井とは親交があることを明かし、今夏はヨーロッパ、北米ツアーを行っている「彼に届くように歌います」と前置きした。
アンジェラは「夏休みのいちイベントとしてこのライブを選んでくれてありがとうね」と感謝。アンコールは弾き語りの「HOME」で締めくくった。今後についても「来年の頭ぐらい」にアルバムをリリースし、「ツアーもやろうと思う。また来年みんなに会えるのを楽しみにしています」と意欲的だった。
