落選の世良公則氏、芸能活動継続「思いをまず伝えていくことをあきらめない」政界再挑戦は明言せず
大阪選挙区から無所属で立候補し、落選した歌手で俳優の世良公則氏(69)が21日、大阪市内で会見し、今後も芸能活動を継続することを表明した。政界への再挑戦については明言せず。「私の声に音楽以外にも耳を傾けてくださる人たちに、正直に、真っすぐに、思いをまず伝えていくことをあきらめない」と話すにとどめた。
自ら「ストリートミュージシャンのようなかたち」と形容した戦いで25万2914票を集めたが、公示2日前の出馬表明といった準備不足が響いた。自身の落選確実は「僕が知る前に、いきなりもうネット上で騒がれていて」と苦笑。歌手の先輩・宇崎竜童(79)からは「『君らしく走り抜けたんだから、いいじゃないか』という返信をいただきました」とねぎらわれたことを明かした。
