人気実力派バンド 喉頭がん公表のメンバーと「SONGS」で演奏 人工声帯であいさつ「お礼が言いたかった」

 NHK放送センター
NHK「SONGS」のX@nhk_songsより
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 スターダスト☆レビューが17日、NHK「SONGS」に出演。22年に喉頭がんを公表したパーカッションの林紀勝がステージに登場し、ファンを号泣させた。

 林が22年に病気を公表。メンバーは復帰を信じて代役は立てずに、音楽活動を行っていた。昨年5月のツアー最終日には林がステージに駆けつけ、根本要はその場に崩れ落ち歓喜したシーンも放送された。

 それをきっかけに、林は今は月に1回程度ステージに上がっているといい、根本は「焦らずに。ぼくたちのライブは3時間あるのでフルは無理。お客さんにも伝えた上で、出られるときに出る」というスタンスであると説明した。

 そしてNHKのスタジオでの演奏となり、そこに林が登場すると、万雷の拍手が沸き起こった。喉頭がんのため、声帯を切除した林は、喉にマイクを当て、人工声帯で「こんにちは」とあいさつ。これにファンは涙する人も。根本は「闘病3年半。声帯を取るのは精神的な落ち込みも大きかったと思う。でも彼はバンドの一員として、またパーカッションとしてまだまだバンドに必要」と訴えた。

 林は「NHKはいろんな所で見ている人がいるから、ここでお礼をいいたかった。今日は出していただいてありがとうございます」とあいさつ。大切なメンバーたちと、スペシャルメドレーを演奏していた。

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