野口健氏、6000M級の山には「臭いがない」 帰国後の電車は「クンクンしちゃう」
登山家の野口健氏が8日、日本テレビ系「踊る!さんま御殿!!」で、6000メートル級の山で起こる現象を話し、他の出演者を驚かせた。
野口氏は、娘で登山家の絵子さんと出演。登山を行う際には大量の荷物を海外に送るため、人の運賃よりも荷物の運賃の方が高くなるといい、その荷物の中には、テントの中を快適に暮らすための物もあるという。
絵子さんはヒマラヤ級の高い山に行くと「臭いが欲しくなる」といい、「5、6000メートルから、植物がなくなって臭いがなくなるんです」と説明した。
これにはスタジオも「すごい世界…」とあ然。野口氏も「雪の臭いもない、生き物がいないと臭いはない。砂漠も臭いがない」といい「人間、臭いがないと不安になる。臭いないのは生き物がいない死の世界だから、鼻が敏感になって臭いに飢える」と話した。
そのため、帰国すると「帰ってきて電車の中でクンクンしちゃう。本能的に」と無意識に臭いを嗅いでしまうため「スタッフにはヒマラヤ帰りは電車に乗るなと」と注意されているという。
