野口健氏 トランプ大統領の不満「日本は米国車受け入れない」に見解「左ハンドルや関税以前の問題」
登山家の野口健氏が9日、自身のX(旧ツイッター)に新規投稿。自動車への追加関税を発動したトランプ米大統領が「日本は米国の車を受け入れない」と不満を漏らしたことに対し、石破茂首相が7日の参院決算委員会で「ドイツ車はいっぱい走っている」と反論したという報道を引用し、「よくぞ言ってくれた。」として自身の見解を連続投稿した。
野口氏は「よくぞ言ってくれた。」と石破首相の発言を評価した上で、「アメ車が日本で今ひとつ売れていないのは魅力に欠けていると消費者が感じているからだろう。実際に欧州車、特にドイツ車は沢山、走っている。関税の問題ではない。」と指摘した。
さらに、野口氏は「日本に限らず僕の訪れる国々(左ハンダルの国々)でも日本車や韓国車、最近では中国車が沢山走っている。」とした上で、「日本でアメ車が少ないのは何も左ハンドルだけの問題ではないだろうに。関税云々の前にアメリカが魅力ある車を作るのが大前提ではないか。極端な保護政策はむしろアメリカ車の衰退に繋がるのでは。」と提言した。
また、同氏は「日本市場で苦戦していた韓国車も最近ではちょくちょく目にするようになってきた。売れる、売れないはあくまでも企業努力ではないか。」とも付け加えた。
野口氏のポストに対してXユーザーから「相互主義の意味分かってますか? 同じ数、金額だけアメ車を日本国民に買わせろと言ってる訳」などと指摘されると、同氏は「アメリカ人は日本車が好きで買っていますよね。ならば、アメリカ車は日本人が買いたくなる様な車を売ればいいと。欧州車がこれだけ日本で売れているように。関税云々ではなくあくまでも企業努力だと僕は思います。」と改めて自説を説明した。
野口氏のポストに対しては「日本の道路事情でアメ車の大きさは使い辛いだろ」「アメリカの車って横幅が大きすぎて日本の道路だとカッツカツになるから運転しづらいのも一因かなと思ってます」「アメ車がどうしても欲しい人にとって右ハンドルに魅力を感じません」といった意見が寄せられた。
(よろず~ニュース編集部)
