AKB48・徳永羚海 地元・鳥取の「イメージ覆したい」ショート動画企画で伝える魅力
12月8日に20周年を迎えるAKB48の徳永羚海(18)が地元の鳥取県を全力アピールしている。大阪・関西万博内の関西パビリオン鳥取県ゾーンを出発して鳥取県内各地を旅するショート動画企画「AKB48とっとり女子旅」が公式TikTokとインスタグラムに投稿され、今しか見ることができない18歳の素直な表情で地元の魅力を発信している。
「鳥取県はよく『どこにあるの?』『何があるの?』って言われてしまう。そのイメージを覆したい」
こだわりというまつげのメークが際立つ明るい笑顔で力を込めた。47都道府県から1人ずつ代表が選ばれ構成されたチーム8の鳥取県代表だったことで、今でも地元の魅力を伝える使命感を持っている。
同企画は、永野芹佳(24)と徳永が現在開催中の大阪・関西万博内「関西パビリオン鳥取県ゾーン」でプロジェクションマッピングを楽しめる“鳥取無限砂丘”などを体験した後にふるさと鳥取の旅に出発。県全体をひとつのパビリオンに見立てた“とっとリアル・パビリオン”を代表する雄大な鳥取砂丘、駅舎全体がピンク色に染まる恋山形駅などを訪れ、県内産食材使用の絶品グルメを堪能。そんな2人のリアルがAKB48の曲やダンスも織り交ぜてショート動画にまとめられている。
今回の鳥取での仕事で改めて地元のよさを再確認。高校進学と同時に上京して活動しているため「やっぱり鳥取が大好きだなと思えた。もっと地元での仕事もしたい」と改めて実感した。だからこそ、東京でより人気を獲得することの重要性も感じている。
プロ野球・DeNAの試合が開催された横浜スタジアムで6月に行われた「推せ推せ!YOKOHAMA☆IDOL SERIES 2025」に出演した際にはフライキャッチの企画に挑戦したが、失敗して悔し涙を流すほど負けず嫌いな一面も見せた。中学時代までソフトボール部に所属し、AKB48加入後も続けていたほどで自信があっただけに思いが込み上げた。
もちろんリベンジの機会も狙う。野球好きの父の影響もあって小さい時から甲子園や東京ドームでの試合観戦もしてきた。野球の仕事に携わることも目標の一つだといい、「次は始球式を目指したい」と掲げた。
アイドルとしては昨年7月の64枚目シングル「恋 詰んじゃった」では表題曲に初選抜入りして自信も得たが、その後は選抜落ちも経験。徳永は「選抜に戻りたい。それが今の一番大きい思い」と素直な気持ちを打ち明けた。すでに在籍6年目ながら18歳とまだまだ大きなポテンシャルを秘める。「鳥取県の魅力をたくさんの方に知っていただくためにも、AKB48を代表できるようなメンバーになりたい」と決意をにじませた。
◇徳永羚海(とくなが・れみ)2006年10月1日生まれ。鳥取県出身。19年にAKB48チーム8の鳥取県代表として加入。24年の64枚目シングル「恋 詰んじゃった」で初選抜入り。学生時代はソフトボール部。血液型O。身長158・7センチ。
