実力派女子プロレスラー参院選初日にさっそく巧みなマイク&フットワーク、広田さくら氏「私にはハートの強さがある」

 街頭演説を行う広田さくら氏
 有権者と握手を交わす広田さくら氏
 応援に駆けつけた衆議院の守島正議員(左)、杉本和巳議員(右)の間で手を振る広田さくら氏
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 女子プロレスラーの広田さくら氏(47)が3日、愛知県尾張旭市の名鉄瀬戸線尾張旭駅で出陣式を行い、各地で街頭演説を行った。同氏はこの日に公示された参院選(20日投開票)で日本維新の会から愛知県選挙区(改選4)に出馬。「プロレスのように、皆さん一人一人の応援が力になる」と呼びかけた。

 同氏は双子のシングルマザーの経験から、社会保険料の軽減、2年間の食品消費税撤廃を軸に、行財政改革を掲げる。金山駅前での街頭演説では巧みなマイクを披露し、軽やかなフットワークを生かして有権者に次々と握手、声かけを行っていた。日本維新の会から衆議院の守島正議員とともに応援演説を行った杉本和巳議員は「並の新人よりずっと上手だ」と感心した様子だった。

 広田氏は「30年間のプロレス生活で学んだのは『感謝』です。先輩に教わり、後輩から刺激を受ける。プロレスは1人ではできない。それは政治も同じです。感謝をしない者が増えたように感じる政治を変えさせて下さい」などと訴えた。

 広田氏は1995年に長与千種率いるGAEA JAPANに入門し翌年デビュー。シリアル路線全盛の中、コメディー路線を独自に切り開いた。リングコスチュームを自作するコスプレファイトでも有名。女子プロレス界に、その実力は高く評価されている。

 街頭演説を覆えた広田氏は「私はプロレスのお笑い、というレールのないところに、自分でレールを敷きました。その中でたくさんの応援、協力がありました」と述懐し「私はその下積みを耐えたハートの強さがあります。選挙では新人ですけど、厳しい環境にも耐えられます」と自身の強みを説明。プロレスファンからも声をかけられるといい「プロレスにも改めて感謝しています」と語っていた。

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