偶然?わざと?NHK「舟を編む」で朝ドラ&大河のキーワードが連続登場 ネットも反響

 1日に放送されたNHKドラマ「舟を編む」では、大河ドラマファン、朝ドラファンが反応するシーンがあり、ネットでも話題となった。

 「舟を編む」は昨年、NHKBSで放送されたものを総合で再放送。3話では、辞書に個人名を載せることについての難しさが描かれた。

 みどり(池田エライザ)は、馬締(野田洋次郎)から、以前、辞書編集部に別の社員がいたと聞かされ、今は「旅に出ている」「西行なので」と説明される。意味が分からないみどりは、早速「西行」を辞書で引き、鎌倉初期にいた歌僧であることを知る。

 その後、みどりは通常業務で「血潮」という言葉の見出し語チェックを行い「これって、ぼくの血潮~の血潮?私、ずっと血と塩だと思ってて。なんで急に調味料って。謎~。ノリ?って」と「手のひらを太陽に」の歌詞を間違って覚えていたと告白。アルバイトの天童(前田旺志郎)は「やなせたかし先生がノリで作詞なさるわけねえだろ」といい、みどりは「え?アンパンマンの人?」とビックリ。馬締はすぐに辞書を持って「やなせたかし」と書かれた項目を見せると「アンパンマンシリーズで人気を博す」と書かれていた。

 馬締は、人名は基本的に亡くなってからでなければ掲載されないと説明。生きていると肩書などが変わる可能性があるからだという。その後、「西行」についても、掲載する際に、苦労した話をみどりに聞かせる。

 「やなせたかし」といえば、今放送中の朝ドラ「あんぱん」のモデルになっている人物。さらに「西行」は、6月29日に放送された大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で、花魁の誰袖(福原遥)が、田沼意知へ西行の短歌「願わくば 花の下にて春死なん その如月の望月の頃」を聞かせたばかりだった。

 朝ドラ&大河も盛り込まれていたことにネットも気づき「このドラマ、朝ドラや大河フリークが見ると違う目線で色々楽しめる」「やなせたかし先生、西行…朝ドラや大河ともつながる」「西行からのやなせたかし、今週の大河ドラマと朝ドラにも絡んでる」「西行、大河で見た!」などの反響を呼んでいた。

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