１日に放送されたフジテレビ系ドラマ「波うららかに、めおと日和」では、ＮＨＫ朝ドラ「あんぱん」とかぶるシーンが放送された。

　この日の「めおと日和」では、海軍の瀧昌（本田響矢）が仕事で２カ月家をあけることに。夫を待つなつ美（芳根京子）のもとに瀧昌から電報が届き、２人は海辺の旅館に泊まることに。まさに新婚旅行といった風情だ。

　２人はお互いを「かわいい」「かっこいい」と言えずモジモジするも、夜に一緒に空と海を見ながら距離を縮め、ついにキスをする…。

　翌日も旅館周辺を観光しようとするも、突然の呼び出しで瀧昌は再び仕事へ。２カ月は帰らないため、なつ美は実家に帰る。そして「２カ月が過ぎた夏の終わり頃、水泳女子で初めて表彰台の頂点に立ち、世間は沸き立ちました」のナレーションととラジオが映し出された。

　この水泳女子の快挙は前畑秀子のことを指すと思われる。この前畑については、やはり同じ１日に放送された朝ドラ「あんぱん」でも取り上げられており、朝田家でも、柳井家でも全員でラジオの前に集まって「いけー！」「前畑いけ！」などと大声援。あまりのうるささに釜次が「静かにせえ！」と怒鳴り、前畑の優勝が分かると釜次はラジオを抱きしめていた。

　同じ日に、別の局のドラマで同じ出来事が取り上げられたことに、ネットでも「今朝の朝ドラでも聞いたぞ！」「ここでも前畑さん」「まさかの１日に２回前畑！！」「こっちも前畑頑張れや！」などの反響を呼んでいた。