志らく「笑点消えろ」批判し抗争 新幹線で笑点組に囲まれ無視された地獄で→「あんぱん食うかい?」仲間に入れてくれた大物落語家 号泣「ごめんなさい」と改心
立川志らく、月亭八光が25日放送のABCテレビ「これ余談なんですけど…」に出演した。
志らくは「笑点」が話題になると元々の創設者は師匠の立川談志さんだったが、談志さんの目指したブラックユーモアから離れ、アットホームな笑いに舵を切ったと解説した。
「私と『笑点』との関係は一時は最悪だった」と明かし、「若い頃、30代の尖がってた頃に落語論の本を書いて『笑点よ、1日も早くこの日本から消えろ』って書いた」と告白して笑わせ、八光が「なんでそんなこと書くんですか」と突っ込んだ。
「落語=笑点のイメージが嫌だった。いつ笑点出るの?大喜利やるんでしょ?と言われるのが嫌だった」と明かした。
「落語家は落語やるためにいるんだ!尖がって、笑点なくなれ!とまで書いたのに、いまじゃ『ひるおび』のコメンテーター」と笑いを挟みつつ、対立していた当時は「笑点のスタッフも私には激怒ですよ」と振り返った。
しかし、そんな時に「笑点メンバーと新幹線で一緒になっちゃったことがあって」と明かし「私のまわり全員笑点メンバーで、誰も口きいてくれない」と緊迫状況だったことを振り返った。
じっとおとなしくしていると、楽太郎時代の六代目三遊亭円楽さんが、差し入れのあんぱんを皆に配り始め「おい志らく、お前も食うかい?」ってパンをくれたという。「もう涙が流れるほどうれしくて、あんぱん食べながら、笑点の悪口言ってごめんなさいって」と笑わせた。
「それから改心して。笑点があるから日本人は落語を忘れずにいるんだと、私は目覚めて。悪く言わなくなったら、円楽師匠のピンチヒッターで2回呼ばれて」と語った。
