EXILE ATSUSHIも参加“完全体”ドームツアー開催 9000人ファン絶叫のツアーファイナル
EXILEが1日、兵庫県神戸市のワールド記念ホールで、全国4カ所8公演で約7万人を動員したアリーナツアー「WHAT IS EXILE」のファイナルを迎えた。アンコールでは、病気療養から4月にステージ復帰したばかりのATSUSHI(45)がサプライズ登場。22年12月以来、約2年半ぶりにグループのステージに立った。さらに、年末にATSUSHIも参加するドームツアーを開催することも発表。“完全体”で迎える大舞台にファンの歓喜が止まらなかった。
TAKAHIROやAKIRAらEXILEと、EXILE TRIBEのメンバーが待ち受けるステージに、絶叫とともにATSUSHIが姿を現すと、9000人のファンはこの日一番の大歓声で迎えた。
メンバーたちと固い握手を交わしたATSUSHIは「24karatsメドレー」をパワフルに、「Rising Sun」を透き通った声で歌い上げた。MCでは「皆さんの声援最高でした!」と、手を合わせながら何度も観客席へ頭を下げた。
ATSUSHIの帰還をメンバーも歓迎。TAKAHIROが「元気な姿で戻ってきていただけて本当に良かった」と喜べば、AKIRAはATSUSHIと抱き合って大喜び。「どんな時もどんな形でも僕たちのメッセージを歌で代弁してくれていたボーカルのTAKAHIRO、ショウキチ、ネスミスには心から感謝しています」と、ATSUSHI不在を支えたボーカル陣をねぎらいながら、「来年25周年、節目の年を迎えて、まだまだいろんなことに挑戦し、お祭りをお届けしたい」と、笑顔で誓った。
ATSUSHIも参加するドームツアー「EXILE LIVE TOUR 2025 “THE REASON”」の開催も発表。11月15日の福岡を皮切りに、大阪、名古屋と回る約3年ぶりの大舞台に、会場からは割れんばかりの拍出歓声が沸き起こった。
“完全体”への最後のピースとなったATSUSHIは「なぜEXILEが形を変えながらも進化して、存在しているのか、その理由を次のツアーで証明したい」と、気合十分。「出会いや別れを繰り返し、それでも崩れない絆と僕らの魂からのエンターテインメントを楽しみにしていていただきたい」と、ありったけの思いを込めて語り、次のステップを見据えた。