【The LDH Times】PSYCHIC FEVER・WEESA さらなる進化へ「米国で学んだことを日本に」
PSYCHIC FEVERのWEESA(21)が伸び盛りだ。グループは2月に初米国ツアーを成功させ、パフォーマンスの経験値をアップ。海外で得た熱を日本に持ち帰り、6月7日の宮城公演を皮切りに日本5都市を巡るツアーを行う。さらに、ワーナーミュージックグループと契約後初の作品として、3rdEP「PSYCHIC FILE 3」を6月18日に発売。世界中でフィーバーを起こすべく、ツアータイトルの「EVOLVE」の如く、さらなる進化を約束する。
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-3rd EP「PSYCHIC FILE 3」は、どんな作品か。
「PSYCHIC FILE 2まで出していて、自分たちの実験や挑戦をしてきた。やったことないジャンルや自分たちが感じていることを伝えるために作ったEP作品の名前で、今回は3回目。ワーナーミュージックに移籍後初の作品ということで、今まで以上に気合が入った。これから海外での活動も多くなってくると思うので、世界中の色んな方に聞いていただけるように意識して制作させていただきました。リリックも英語が増えたので、僕たちの発音を矯正して、レコーディングしている時もディレクションしていただいた。ステージで早く歌いたい」
-6月から日本での単独ツアーが開幕する。どんなステージを用意したか。
「ツアータイトルの『EVOLVE』は、直訳すると成長。PSYCHIC FEVERが年月を経て進化した姿を見せたい。楽曲自体もそのままやるのではなく、アレンジしてとにかく進化させたステージを届けたいと思っています。今までやった事がある楽曲、最近パフォーマンスできていない楽曲もマッシュアップさせて、皆さんに届けたい。アメリカツアーで学ばせていただいたことがたくさんあるので、日本の皆さんにも届けたい」
-2月に行われた初の米国ツアーを振り返って。
「2週間で6カ所を回らせていただいた。とにかく移動がきつかったですね(笑)。ライブの次の日の朝に飛行機に乗って、そのまま次の日にライブするというスケジュールだった。1公演が開催できなくなるかもしれないトラブルがあったけど、現地の方が協力して下さって、無事開催することができた。想像以上の方が来て下さって、今までにない感覚を味わわせてもらいました。まさか日本語の歌詞で歌ってくれるとは思わなかった。イヤモニを越えて聞こえるくらいの声量で歌って下さって、僕たち自身も興奮しました。行くまでどうなるか分からない状態でしたけど、良い経験をさせていただいて、これは成功だと思った」
-米国でメンバーの絆も深まったそうな。現地での楽しみは。
「2人1部屋だったんですよ。JIMMY君と同部屋でした。2人で泊まっている間も色んな事を話した。ツアーの反省点も熱く話せる時間があったので、本当に良い時間になった。JIMMY君は同じ名古屋出身で何かと一緒にいることが多いので、いつも通りな感じでしたが(笑)。楽しかったのは、やっぱり現地のご飯を食べること。コーディネーターの方々が色んな物を差し入れして下さって、テキサスではビーフジャーキーをいただいた。レンガみたいなデカいジャーキーで、あれもらった時はすごくうれしかった」
-デビューから2年7カ月で成し遂げた米国ツアー。次の目標は。
「アメリカのステージに立って見たい景色が増えた。すごくデカいんですけど、ワールドツアーをやりたい思いがあります。とにかく色んな国でライブをしたい。個人としてはたくさんやりたいことがある。僕はアートも音楽も好きですし、それをつなげて何かできたらなと。明確な夢はないけど、一つ一つじっくりかなえていきたい」
-仕事面でも伸び盛りだが、最年少ながらグループ1の高身長。いつから身長は伸びたのか。
「いつ頃から伸びた?ずっと伸びている気がします。ずっと成長期です(笑)。最近も『身長伸びた?』と言われるんですけど、あんまり自覚はないです。PSYCHIC FEVERのメンバーはみんな身長が大きいので、ステージでの迫力はあると思います」
-身長も世界基準になっている。
「(照れ笑いを浮かべ)そういうことかもしれませんね」
◇WEESA(イーサ)2004年2月26日生まれ。愛知県出身。PSYCHIC FEVERのボーカル、パフォーマー。22年7月にデビューし、タイで半年間武者修行した。アジアでさまざまなフェスに出演し、23年に初の単独ツアーを開催。24年に「Just Like Dat feat. JP THE WAVY」がアジア諸国の音楽チャート入りし、知名度急上昇。今年2月に初の米国ツアーを成功させた。趣味はDJやファッション。特技はデザインや楽曲の作成。好きな食べ物は「小さい頃からおつまみみたいな物が好きで、生ハムずっと食べています」。身長186センチ。
