山内惠介 最優秀演歌・歌謡曲楽曲賞受賞もまさかの本人不在で会場どよめき 急きょ電話で喜び「感謝申し上げます」 新設の国際音楽賞
今年新設された国内最大規模の国際音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN」の、最優秀演歌・歌謡曲楽曲賞の授賞式が19日、京都市内で行われ、山内惠介(41)の「紅の蝶」が受賞した。スケジュールの都合で会場にはこられなかった山内は、急きょ現地とつないだ電話で喜びを語った。22日には同賞の主要6部門の授賞式が開催される。
プレゼンターを務めた里見浩太朗(88)が受賞者を読み上げた瞬間、よもやの“不在”に会場はどよめきに包まれた。
現在北海道ツアー中のため、どうしても会場にこられなかったという山内。所属するビクターエンタテインメントの植田勝教社長が代理で「THE RUBY」と呼ばれるトロフィーを受け取る異例の事態となったが、発表後、急きょ電話出演。里見から受賞を聞かされると、「里見さん、ご無沙汰しております」と返答。里見から「それだけ?なんとかもうちょっと言って」とツッコまれ、「応援してくださったファンの方々、お一人お一人に感謝申し上げます」と、受賞の喜びを語った。
同曲は山内の「新しい挑戦をしたい」という思いで誕生。クラシックの音階にジャズのメロディーを取り入れ、「ジャズ演歌」として完成された。山内は「『紅の蝶』がきょうをきっかけにいろんな方々に聞いていただけるよう、頑張って参ります」と決意を口にした。
「MUSIC AWARDS-」は「世界とつながり、音楽の未来を灯す」をコンセプトに、日本音楽事業者協会など音楽主要5団体が団体の垣根を越えて主催。国内外の音楽関係者ら約5000人による投票で決まる「日本版グラミー賞」ともいえる。演歌・歌謡曲部門は、日本のソウルミュージックともいえる演歌・歌謡曲を世界に発信するために創設。他に純烈、新浜レオン、SHOW-WA、MATSURIの4組がノミネートされていた。
