役所広司「寂しいですね」丸の内TOEI閉館にしみじみ「知っている映画人が減っていくと思うと寂しい」

 俳優・役所広司(69)が18日、東京・丸の内TOEIで「さよなら 丸の内TOEIプロジェクト」として行われた主演映画「孤狼の血」上映後、舞台あいさつに、白石和彌監督(50)と登場した。

 2018年に公開され、広島でのヤクザ抗争を捜査するベテラン刑事、大上章吾を演じた。現地での広島・呉での一カ月間の撮影秘話を披露。「呉弁をクランク前も毎日、やってましたね。呉の街で腰を据えての撮影でしたので、ご飯を食べに行ったときに街の人の実際の言葉や、使えそうだなという言葉を取り入れました。今でもなんか、抜けないです」と苦笑いした。

 丸の内TOEIは今年の7月27日に閉館。1960年の開館から約65年の長い歴史の幕を閉じることには「寂しいですね。初めて舞台に立たせてもらったのは『オーロラの下で』という日ソ合作の映画でした。僕の青春が詰まった映画でした。俳優とかスタッフでも丸の内TOEIを知っている映画人が減っていくと思うと、これまた寂しいですけど、白石監督と東映らしい映画を作って、そして丸の内TOEIで舞台あいさつができて、とても幸せを感じております」としみじみと感想を述べた。

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