役所広司 昭和の時代「僕はけっこういいかげん」、先輩たちも二日酔いだった
俳優の役所広司(69)が25日、都内でサントリー「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム」の「RISING BALL BAR」オープニング記念PRイベントに登場した。
黒のスーツでシックに決めて登場した役所は「ビールのおいしい季節になってきました。撮影でビールを飲ませてもらいましたが、本当においしい。醸造家の人のこだわりが詰まっている」と商品の完成度にうなった。
イベントでは日本の物作りについてもトークを展開。若手の時代を「僕はけっこういいかげんで、先輩たちもビールを飲みすぎて二日酔いで(仕事に)臨んでいる人もいて、それでいいんだと思ったこともあった。でもそこから徐々に、丁寧に丁寧にやろうと思いました」と苦笑いで振り返り。そして「僕らにとっては作品だがそれに向かう情熱、お客さんの驚いた顔に向かって努力するが、それに向けて手を抜いてはいけない。限界まで頑張って丁寧に仕事をすること。丁寧さと作品に向けた情熱が大事になる」とビール造りと俳優業の共通点について語った。
