IMP.圧巻舞台 インパクト抜群!滝沢秀明社長が構成・演出 70万枚花吹雪&水10トン放出

 花吹雪の中、パフォーマンスするIMP.
 平将門役の佐藤新
 水しぶきが上がるほどの激しい戦闘シーンを見せる松井湊(左)と佐藤新
3枚

 男性7人組グループのIMP.が1日、名古屋・御園座で、グループ初の主演舞台「IMPACT」(25日まで同所ほか)の初日を迎えた。所属するTOBEの滝沢秀明社長(43)が構成・演出を手がけ、10トンの水を用いた圧巻の演出など、“滝沢ワールド”全開の舞台となった。また、5月24日、25日の3公演は映画館でライブビューイングが行われることが決定した。

 “インパクト”抜群の、IMP.の舞台がスタートした。佐藤新(24)は「無事に開幕できてすごくうれしい。僕たちが舞台に立てるのはたくさんのことを教えてくれた先輩、滝沢社長のおかげ。駆け抜けます!」と勢いよく宣言した。

 舞台はショーと芝居の二部構成。ショーでは70万枚の花吹雪の中で7人が美声を披露し、幻想的な雰囲気で包み込んだ。佐藤とリーダー・影山拓也(27)のデュエット曲では100キロの砂が降りそそがれるなど、前半から圧倒した。

 “滝沢イズム”も健在だった。滝沢社長はこれまで「滝沢歌舞伎」などで舞台演出を手がけており、今回は約3年ぶりの演出担当。名物の腹筋太鼓も組み込まれ、椿泰我(27)は「まじで、ツーバキバキーです!」と自己紹介ギャグに合わせて笑わせた。

 後半の芝居パートではかつて滝沢社長も演じた「平将門」を上演。10トンの水が降りそそがれる演出の中、水しぶきが上がる激しい戦闘シーンをこなした。あまりの水量に影山は「体感、スイカ100個分ぐらいある」とおどけ、松井湊(24)も「逆に湯気出てるよね」と楽しげだった。滝沢社長と同じ将門役を務めた佐藤は「歩き方、所作、何から何までビシバシビシバシご指導いただきました」と感謝した。

 御園座は2018年に滝沢社長が「滝沢歌舞伎」で出演者として最後の公演を行った場所。今回の舞台には後輩グループの「CLASS SEVEN」から5人が出演し、エンディング曲の作詞を北山宏光(39)が手がけるなど、TOBEの縁と力が結集している。佐藤は「僕たち7人、命を燃やして、魂を燃やして、最高のエンターテインメントを届けていきます」と力強く意気込んだ。

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