宙組トップスター・芹香斗亜が宝塚退団 本公演後にサヨナラショー 「心残りはない、充実して満足して最高の気分」
宝塚歌劇団宙組トップスターの芹香斗亜が27日、東京宝塚劇場で上演された「宝塚110年の恋のうた/Razzle Dazzle」の千秋楽をもって退団した。本公演後にはサヨナラショーが行われた。
終演後、記者会見に臨んだ芹香は「沢山の学びを得た宝塚を離れるのは少し寂しい気持ちもありますが、これからも自分らしく歩んで行きたい」と笑顔であいさつ。「舞台人として誠実に舞台に向き合うということが、イコールとして男役ともつながっていて、それを突き詰めてきたかな」と誇りをのぞかせた。
「またお稽古が始まるんじゃないかって思っちゃうんですけど。現時点では私の人生で一番ときめくものが宝塚だと思っています」と宝塚愛を語り、今後については「まだまだ知らない世界が沢山あるし、そこで学べることを探していきたい」と述べた。
芹香は「心残りはない。充実して満足して最高の気分でおります」と笑顔できっぱり。「ただ健康に元気に舞台を楽しんでほしい」と後輩に伝え、宝塚に別れを告げた。
