宝塚OG「ベルサイユのばら45」初演オスカルの榛名「宝塚の全てが詰まった」

 元宝塚歌劇団トップスター・榛名由梨と朝海ひかるが29日、大阪市内で「ベルサイユのばら45~45年の軌跡、そして未来へ~」(2019年1月27日~2月9日東京国際フォーラムホールC、同2月16~24日大阪・梅田芸術劇場メインホール)の会見を行った。

 フランス革命下のフランスを舞台に、男装の麗人オスカルと影のように仕えるアンドレ、王妃マリー・アントワネットとスウェーデンの貴族フェルゼンを描いた池田理代子氏の同名漫画を原作に、タカラヅカで1974年に初演。主題歌も大ヒットし、空前の『ベルばら』ブームを巻き起こした。以来、再演を重ね大劇場公演だけでも、15回も上演された。

 今回、2019年に宝塚初演から45年を数えることから、OGによる夢の舞台が実現した。懐かしい歌とトーク、名場面ダイジェストが繰り広げられる。

 初演でオスカルを演じ、タカラヅカの「ベルばら」ブームを牽引した榛名は「まさかこんなに長く愛されるとは!最初は原作ファンから『夜道に気をつけろ!』というような脅迫もあったくらい。オープニングで池田先生の絵の後ろから登場するときは本当にドキドキした」と懐かしそうに振り返った。さらに『ベルばら』には「宝塚のすべてが詰まっている。夢々しさやはかなさ、格好よさがある。まさにタカラヅカの教科書」と力をこめた。

 また2006年にオスカルで主演した朝海も「『ベルばら』だからこそ、こんな豪華なメンバーの公演になったんだと思います。私も退団して12年。もう一度体を鍛え直して、みなさんのご期待に応えられるように頑張りたい」と目を輝かせていた。

 榛名、朝海以外には、初演でアントワネットを演じた初風諄をはじめ、汀夏子、安奈淳、麻実れい、紫苑ゆう、涼風真世、一路真輝、麻路さきらトップスター19人、トップ娘役3人、現役タカラジェンヌの汝鳥伶、華形ひかるも出演する。

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