さんま たけしのおかげで収入増を感謝、「ひょうきん族」時代ギャラを知って「ごめん」→幹部とかけ合った!
タレントの山田邦子が26日に放送されたMBS「痛快!明石家電視台」に出演し、昭和の超絶人気番組「オレたちひょうきん族」時代の思い出を語った。明石家さんまは、ビートたけしのはからいで収入が上がったことを感謝した。
番組にゲスト出演した山田は当時の月収を聞かれ、「あのころ振込があったんでしょうけど、なぜかうちの事務所は手渡しだった。デパートの紙袋に入れてドンとくれるわけ。そのまま楽屋において本番に行くし、いやだった」と振り返った。額について「1億円ぐらい」と答えて共演者が一様に「年収じゃなくて月収?」と驚いた。
山田は「私だけじゃない。たけしさんはもっともらってたからね」と番組の中心だったたけしはもっと多かったのではと述べ、「さんちゃんは途中から大金持ちになったけど、たけしさんが可哀想がってね」と思い起こした。
さんまは「そうそう。『ひょうきん族』と吉本はバーターやった。出番は一番おれが多かったけど、吉本で渡すから上からのりよし、ぼんち。先輩から振り分けていくねん。おれと紳竜が若かったから一番少ないねん」と述べた。吉本タレントへのギャラは一括で渡され、西川のりお・上方よしお、ザ・ぼんちら先輩から振り分けられ、さんまや島田紳助・松本竜介は若手だったので取り分が少なかったと話した。
山田が「すごく売れてるのに」と無念そうにつぶやくと、さんまは「たけしさんがオレのギャラを聞いて」と続けた。さんまが金額を答えると、たけしは「ごめん」と告げた。そして、「上に掛け合ってくれた。さんまだけ構成料として足してあげてくれと。それは会社に振り込むな。個人の口座に」とさんまだけは番組構成料として別のギャラが個人口座に振り込まれるように取りはからってくれたことを述べた。
山田は「ネタを毎週毎週提供してくれてたから。台本に本名で載るようになった。それは良かったのよね」と尋ねると、さんまは「良かった。たけしさんが言ってくれた。申し訳ないって」と深い感謝の思いを表した。
「ひょうきん族」ではたけしが「タケちゃんマン」、さんまが「ブラックデビル」にふんして大きな人気を集めた。
