梅沢富美男「失礼な司会者だね!本当に!」「そんなのあるか!」自信の一句が痛烈ダメだし受けて絶叫

 俳優の梅沢富美男が24日、MBS・TBS系「プレバト!!」に出演した。

 俳句史に残る句集作り。この日のテーマは「たんぽぽ」。番組の特別永世名人である梅沢の句は「胎動や 柔し琥珀の たんぽぽ茶」というものだった。

 梅沢は「うちの奥さんが妊娠をしたとき。カフェインの入ってるものは飲めないんですよ。たんぽぽ茶をずっと飲んでいたんです。『なんで、たんぽぽ茶ばっかり飲んでるの?』って聞いたら『たんぽぽ茶って飲んでるとお腹にいる赤ちゃんが元気に動くのよ』っていう。あれを思い出して」と説明した。

 梅沢は、子を思う母の気持ちをつづった句の完成に自信たっぷりだったが、俳人・夏井いつき氏は「ガッカリ」と査定。夏井氏は「まず季語の問題からいきましょうかね。『琥珀のたんぽぽ茶』っていう描写はいいんだけど、たんぽぽ茶を季語にするっていうのは無理がありすぎますよね」と指摘した。

 さらに「もう一つの問題は、胎動やの『や』で強く切れて、一回、意味が切れてしまうんです。ですから、この『柔し』が何に対して『柔し』って言ってるのかが、ちょっとよく分からないわけです。例えば、胎動が柔らかいなら、胎動『の』柔し。琥珀の色合いが柔らかい優しい感じなら『柔き琥珀のたんぽぽ茶』とか。こんな感じになれば琥珀色かもって読めるでしょ?」と説明した。

 夏木氏は「それを書こうという意思もなく、ダラダラ書いて『これは大丈夫』とか、なんの根拠が…」と厳しく突っ込んだ。

 梅沢は「ダラダラじゃないよ!」と絶叫。「奥さんがそういう話をしたの思い出して!」と猛反論した。夏木氏は「大事な家族なら、ちゃんと読んであげなさいよ!なんで家族になったらこんな雑な句ばっかり作るの?」と、さらにトーンをあげて叱責した。

 梅沢は「申し訳ありませんね!」と憮然。MCの千原ジュニアから、自らの句をシュレッダーにかけるように言われ「そんなのあるか!俺が自分の句を粉々にできるわけない!失礼な司会者だね!本当に!」と必死で抵抗し、笑わせていた。

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