がんサバイバーの26歳グラドル 病後初のトレカに「もう1回撮れると思っていなかった」 現在も右顔面と両脚にしびれ残る
がんサバイバーのグラビアアイドル、藤乃あおい(26)が12日にトレーディングカード「藤乃あおい VOL.3」を発売し同日、都内で書泉グランデで発売記念イベントを行った。
藤乃は2023年に副咽頭間隙腫瘍の横紋筋肉腫と診断され、抗がん剤と放射線の治療を受けた。宣告された時は「マジか?とはなりましたけど、あんまり現状を受け止められなかった感じ。楽観的というか、え?ホントに?」という思いだったという。
そこから1年間、治療のため入退院を繰り返した。治療中は味覚がなくなり、抗がん剤で口内炎も数多くできたために食物が食べられず、「すんごい痩せました。つるされた骸骨って言われました」と、今だからこそ笑って打ち明けた。
そこから「食べまくって」体重を戻し、2024年に復帰。現在も治療前からの右顔面と、抗がん剤の副作用で両脚にしびれが残っていると説明し、「最初の方は(脚のしびれで)よくコケていました」と振り返った。
また、能登半島にある母の実家に帰省していた2024年元日には能登半島地震にも遭遇した。「ああ、これ死ぬ」と覚悟したものの、集まっていた家族・親戚一同、無事だったという。
病後初となったトレカ発売には「もう一回(トレカを)撮れると思っていなかったのでうれしい」と笑顔。スーパーレアカード作成のためにカードにキスマークをつけていて「懐かしいなと思いながらやっていました。(活動を)休止していたので『あ~、これこれ』と思いながらやっていました」と、感慨にふけったという。
4月1日付でフリーランスとなり、「ちょいちょいお仕事の連絡とかはいただいてて、いろいろ雑誌だったりとか(仕事のスケジュールを)組んでいっていますね」と説明。がんを克服し、順調な船出となった。
