泉ピン子、新婚旅行から帰国で号泣、さらに隠し子…会見での記者の言葉は「わすれない」
俳優の泉ピン子が6日、フジテレビ系「めざまし8」の単独取材に応じ、波瀾(はらん)万丈な人生を振り返った。その中で、夫に隠し子が発覚したときの記者からの忘れられない言葉を明かし怒りをにじませた。
ピン子は「終活やーめた。元祖バッシング女王の『ピンチを福に転じる』思考法」(講談社)を発売。それに併せて5日に会見も行った。
番組ではピン子にインタビューし、これまでの波瀾万丈な人生を紹介。89年には、電撃結婚し、新婚旅行に旅立つ直前の記者の直撃を受けた。当時のVTRも流され、ピン子は「こんな私ですから、もらって頂けるのを感謝して努力して、時間をかけて皆さんに理解して頂きたいと思っています」と笑顔で話していたが、帰国した空港ではまさかの涙。夫の両親からの大反対が報じられ「職業が職業ですから私がどのように聞かれてもいいんですけど、ただただ申し訳ない。それを分かって覚悟して一緒になってくれたと思いますけど」「御家族のことには触れないで」と新婚旅行から帰ったばかりとは思えない、沈痛な会見で夫をかばっていた。
さらに、それから6年後。夫に隠し子がいたことが発覚。ピン子は会見で「何が何だか分からないです。気持ちの整理なんてつきません」と号泣。「私に子供ができればよかったんですけど」と涙に暮れていた。
ピン子は番組のインタビューで当時の会見を振り返り、ある記者が「なぜ子供を作らなかったんですか?」と聞いてきたことを「忘れないね」と振り返った。
ピン子は不妊治療なども行ったが、残念ながら子供は授かれなかったといい「あの記者。聞いた人。それは絶対に言っちゃいけない。どうすることもできなかった。できない人もいるの」と怒りをにじませたが「これもピンチを変えたじゃない。先に子供がいて、2番目だと思えば腹が立たないということ。子供ができたと思うから腹が立つ。しょうがない、再婚したと思おうと。自分のいい方に取った。それが楽しく生きるすべ」と、気持ちの切り替え方も明かしていた。
