みのもんたさん 睡眠2~3時間のハードスケジュール 日本一忙しい司会者“視聴率男”だった

 数多くのテレビ番組で司会者として活躍し、“視聴率男”の異名を取ったみのもんた(本名御法川法男=みのりかわ・のりお)さんが1日未明、死去した。80歳。東京都出身。家族葬を行う。お別れの会を開く予定はないという。1月中旬に心肺停止となり、そのまま入院。関係者によると一時は、意識不明の重体だったという。全盛期は16本のレギュラー番組を持ち、一時代を築いた名司会者が、力尽きた。

 みのさんは“日本一忙しい司会者”と呼ばれた。睡眠時間は1日わずか2~3時間。パワフルにハードスケジュールをこなしていた。

 当時のデイリースポーツによると、2005年4月の、みのさんの、とある1日のスケジュールは以下のようになっていた。

 3・00 起床

 3・30 自宅出発

 4・30 TBS入り

 5・30 「朝ズバッ!」生放送スタート

 12・00 日本テレビ「おもいッきりテレビ」生放送

 14・00 ジムでプールとマシントレーニング、ミストサウナ

 16・00 「どうぶつ奇想天外!」「クイズ$ミリオネア」などレギュラー番組収録

 21・30 収録終了後、スタッフと1~2時間食事

 23・00 帰宅し歯磨き、シャワー

 0・00 就寝

 広い支持を集めたことの証左だった。

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