みのもんたさん「75歳には75歳の、80歳には80歳の美学がある」デイリースポーツ連載に登場した名言
数多くのテレビ番組で司会者として活躍し、“視聴率男”の異名を取ったみのもんた(本名御法川法男=みのりかわ・のりお)さんが1日未明、死去した。80歳。東京都出身。家族葬を行う。お別れの会を開く予定はないという。
みのさんは2020年4月から1年間、デイリースポーツ紙上にてコラム「みのもんたの木曜ズバッと!」を連載。その中で登場した“名言”を紹介する。
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「『正直に年を取った方がいいな』と思った。見た目はある程度、薬とか手術とか訓練でカバー出来る。でも年を取ることは止められない。一つの美学だね、俺なりの。75歳には75歳の、80歳には80歳の美学がある。『素敵に年を取りたい』、これが目標だね」(長年レギュラーを務めた「秘密のケンミンSHOW」卒業直後に)
「この数十年、毎日のように“アルコール消毒”をしてきたけど、今は夜の街も遠慮して家で飲んでるよ。毎朝毎昼の番組を元気でやらせていただけたのはアルコール消毒のおかげだからね(笑)」(コロナ禍による外出自粛要請が出る中)
「僕は経験がないけど、かつては不倫ってのは『命をかけて一緒に吊り橋をわたるようなもの』だった。だから互いに傷つく。今の不倫って傷つくとかあるの?『多目的トイレ』だのなんだの…軽いね。小物だね。『不倫』が『遊び』になっちゃってる気がするよ」(芸能界での不倫ニュースが続出する中で)
「毎日をおおらかに、前向きに、明日を信じて…。気持ちの持ち方で毎日が変わる。僕は朝が来るのが楽しいよ。自分のための朝だから」(自身の健康の秘訣を)
「まず『酒を知ること』。美味しく飲んで酔った時、人生は楽しくなる。合わなかったらやめる勇気を持って欲しい。依存症になるような飲み方をする人は、何か逃げたいものがあったり、身を隠したいような思いでアルコールに頼る。そういう人は自分に合っている酒を飲んでいることが少ないんじゃないかな」(みの流の酒との付き合い方とは)
「お金は全て女房が管理してた。女房に言えないお金というのもなかったね。女の子へのプレゼントも把握されてたし、お座敷で芸者さんと遊んだ代金も女房に請求書が行った。ボトル1本いくらまでバレバレ。だからもう、堂々と使ってた」(家庭でのお金管理について)
「僕は前向きだよ。パーキンソン病になんか、負けてられない。薬を飲んで、お酒も飲むよ(笑)。先生は『飲むな』って言ってたんだけど、説得したら『飲みたいうちは飲みなさい』だって)(19年頃に発覚したパーキンソン病について)
「僕は『終活』って言葉が大嫌い。そんな言葉を使わないで老いを楽しまなきゃ。今は人生100年の時代。70代80代でもきれいで若くてしなやかな人はたくさんいる。僕は76歳だからまだまだ青春だ」(終活について)
