お笑いタレントのふかわりょうが３日放送の日本テレビ「大悟の芸人領収書」に出演。旅行先でのエピソードを明かし、スタジオをドン引きさせた。

　ふかわは旅行に行った際のエピソードを披露。宿泊先のビジネスホルから歩いて数分のところにあるドーナツ店でドーナツと温めて食べるパイをテイクアウトしたところ、パイだけが入ってなかったことに気づいた。すぐに店に電話をかけたところ、「（女性の）店員さんが『はい、お預かりしています』って言ったんですよ。（店員から）『入れ忘れてしまいました』を求めたんですけど、咄嗟に入れ忘れたことを自覚しているけど、それを認めると非を認めることになるから、機転を利かせて言ったのであれば、むしろ『師匠と呼ばせてもらおうかな』っていう。めちゃくちゃ回転が速いわけですよ」と電話でのやり取りを明かした。

　相手が非を認めないため、「自分で取りにいったら負けだなと思って。ホテルと店のちょうど中間地点で待ち合わせをして…」と妥協案として取った不審な行動を明かすと、「エーッ」とスタジオはドン引きさせた。

　ここでＭＣの千鳥・大悟が「ちょっとだけ気になったんですけど。パイだけですか、温めたのは？。じゃあ『パイを温めてください」って、パイを温めているときに、ふかわさんがほかのやつを勝手に持って帰った可能性はない？だとしたら『預かっている』に近い現象になる」と疑問を投げかけた。

　ふかわが「仮にそうだとしたら、『忘れていきましたよ』になるじゃないですか」と反論したが、大悟は「それが女性のステキなところで、あなたがミスしてるけど、そんなこと言うと、あなたが恥ずかしい思いするから、『お預かりしてますよ』。恥かかせないために。そうなってくると、歩かせたその娘が可愛そうになってくる」と鋭い推理を披露した。

　ロッチ・中岡創一が「真ん中まで行った優しさは認めてほしい。結果すごい怖い話になったんですけど…」とフォローしたが、改めて電話での詳しいやり取りを問い詰められたふかわは「『温めてもらったパイが入ってないんですけど』で、ええ？それ以降、記憶がないんですけど…」と口よどんだ。

　お笑い芸人の永野から「怖っ、怖っ！記憶が無い奴が夜道で女を呼んで…」と気味悪がられると、中岡までも「日テレ、出禁になりますよ！」とツッコんだ。

　ふかわは慌てて、「大悟くん、大悟くん！待って、待って。誰がシチュエーションを夜道にしたんですか？どう見ても夜のメニューじゃないでしょ！午後２時のおやつの…」と弁解したが、「パイ１個で店とホテルの間で待ち合わせして、正面から登場してくる人種で一番怖いんですよ。これだけみんながその行動は怖いよって言ってるってことはちょっと自覚した方がいい」とダメ出ししていた。