フジ会見 疑惑報道の中居氏自宅BBQ、ホテル懇親会→社員Aが被害女性ら誘う 開催は「確認」 いかがわしい目的かは不明と
フジテレビが27日午後4時から、中居正広氏の女性トラブルと、同局の対応が問題視されている件について、2回目の会見を行った。港浩一社長、嘉納修治会長、遠藤龍之介副会長、金光修フジ・メディアHD社長の4人が出席した。
質疑応答に先立って、司会者が「弊社が把握している概要」としてフジテレビの現状調査で明らかになっている点などが報告された。
フジ側は、中居氏と女性のトラブルがあった2023年6月の食事会に関して、「社員A氏」の関与が報じられているとしたうえで、「24年7月に社員らと面談した中で、女性が社員Aに嫌悪感を示したことがありました」と報告。昨年12月の報道後の「社員A氏」への聞き取りでは、「当日の食事会そのものの存在を把握していない」とし、複数回の聞き取りを行った中居氏も「(A氏は)関わっていない」と話しているとした。
ただし「女性への聞き取りはできておりません」とした。
一方で一部報道にあった中居氏と社員A氏が絡む会合についての調査も報告。
トラブル発生前の23年5月に「社員Aへの聞き取りの結果、女性に声をかけて中居氏の所有するマンションでバーベキューに参加したことが確認されました。参加者は中居氏を含む10人ほどだったとのこと」とした。
「中居氏も、弊社聞き取りにバーベキューの存在を認めていますが、女性とどんなやり取りをしたのか等、現時点で詳細を確認できていない」とした。
同じく「21年冬に、都内ホテル懇親会」があったとも報じられているとして「参加した社員Aや別の社員からの聞き取り、懇親会があったことは確認しております」と報告した。
一方で「記事にあるような目的であったとの証言は得ていません」とし、第三者委員会の調査に委ねるとした。
