元フジ中村仁美アナ、社員時代は会食「断っていい」も…「言っても世論のイメージは変わらない」
元フジテレビの中村仁美アナウンサーが27日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」で、この日行われるフジテレビの会見について「真摯に番組作りに向き合っているスタッフを守れるのは、今日の会社の言葉でしかない」とし、話せる部分は包み隠さず正直に話して欲しいと訴えた。
中村アナは、17年まで、15年間フジテレビに在籍。会社員時代は「当時は会食とかもちろんありました。でも、私が長らくレギュラーをやっていた番組のスタッフは、中村、無理して会食に行く必要は無い、いやなものはいやと言っていいと。それは同じレギュラーをやっているタレントさんから直接誘われた会食でも断っていいよと私は言われて、フジテレビ時代を過ごした」と説明した。
ただ「これを言ったところで、世論のイメージは変わらないと思うし、むしろそんなはずない、噂では聞いていたはずだと(世間は)思うと思う」とも自覚。そんなスタッフを守れるのは「今日の会社の言葉でしかないと思っていて。ウソ偽りのない言葉で、しゃべれるところまで、話せるところまで話す事以外、社員を守れないと思う」とも述べた。
ただ、前回の会見からわずか10日。「どこまで言えるのか。上層部が一新しますだけじゃ、誰も納得しない」ともコメントした。
中村アナは自身の体験は「20年ぐらい前、男性上位の考えを持った方は、社の内外問わずにいらっしゃいました」と付け加え「私もマスコミに染まってしまっていたなと思うのは、相手に嫌な思いをさせず、空気を壊さず、上手に躱すことが局員としての正しい姿勢だと思ってしまった」と述べ、それが「一部の方を勘違いさせて、今回あったような事件に繋がってしまったのであれば、私達も猛省しないといけない」と話していた。
