新生活アゲてこ!ギャル校長3カ条伝授 「egg」元編集長・赤萩瞳氏が最強ポジティブ精神流し込む

 ギャルマインド全開の赤荻瞳氏
 著書を持つの赤荻瞳氏
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 4月から新年度がスタートする。新生活を目前に控えた読者のみなさんに、ギャル雑誌「egg」の元編集長で「鬼強ギャルマインド~心にギャルを飼う方法」(SDP)の著書を持つ“ギャル校長”こと赤荻瞳氏(27)がギャルマインドを伝授。期待とともに不安も抱える節目に向け、最強のポジティブ精神を流し込みます。

 原宿と表参道の真ん中に建つ東急プラザの4階、きらびやかな店が並ぶ一角に赤荻氏が校長を務める通信制サポート校「渋谷女子インターナショナルスクール」はある。ギャルサーでの経験を武器に教育者となり、著書の重版も決定した“ギャル校長”が「みんなの心にもギャルを飼ってほしい」とロングの金髪をなびかせ、新生活を乗り越える3カ条を教えてくれた。

①「コミュ力」より「ハグ力」

 2013年夏、赤荻氏は高校を2年で中退し、渋谷のギャルサーで生きていくと腹を決めた。100~200人のギャルが所属し、年2回のイベント企画と運営を行うサークルで磨かれたのが「ハグ力」という。

 「相手を受け止める力がハグ力。自分と価値観が違っても『こういう子もいるんだ』って個性を認めるのがギャルマインドで、それはギャルサーでの経験で免疫がついたというか、価値観が広がって、レベルアップした感じです」

 友達ができない、上司と合わない…対人関係の悩みを「ハグ力」で受け入れる。それが難しいときは「逆に~」のマインドが大事だと続ける。

②ネガティブな時こそ「超ウケる」

 「考えを逆転して、その人自体を『違う世界の人だなぁ』と面白がる。これを乗り越えたらいいことがあるかもと何でも逆に考えるのがギャルで、合わない人がいても『どうせ脇役じゃん』って感じです。ギャルは常に自分が主人公なので、対人関係で悩んでいる時間はもったいないんです」

③ゆうちゃみ流処世術

 「egg」の編集長時代には、ゆうちゃみをモデルに抜てき。面接で真っすぐに「毎日、テレビに出ているギャルタレントになりたい」と熱く語る姿に「気合入ってるから入れよう!」と心を動かされたという。

 「自分の思いを人に伝えるだけでも変わると思いますし、まわりに流されてるだけじゃなくて自分の好きなことに熱中してもらった方が活躍する。編集長時代も、言うことを聞いてくれる子はありがたいんですけど、自分から『こういう企画どうですか?』って考えをぶつけてくれる子の方がやっぱ将来的に活躍するなって思いました」

 実は上下関係に厳しいのもギャルの特徴で「ゆうちゃみは(関係者から)『明るくてめっちゃ礼儀正しいよね』って、いい評判を聞くんですよ。当たり前かもしれないですけど、社会人になって礼儀をしっかりしないで損してる人ってめちゃくちゃいると思うんですよね」と重要視する。

 違う価値観をも「ハグ」し、時には「逆にウケる」と受け流す。自分を「主人公」だと思って考えをぶつけ、一方で最低限の礼儀は大事にする。ギャルから学び、新生活をアゲていこう。

 ◆赤荻瞳(あかおぎ・ひとみ)1996年9月6日生まれ。埼玉県出身。高校を中退し、渋谷のギャルサーで活動。19歳で広告代理店に就職。21歳で雑誌「egg」ウェブ版の編集長に就任し、22年3月に退任。23年4月に開校した「渋谷女子インターナショナルスクール」の校長を務める。著書「鬼強ギャルマインド~心にギャルを飼う方法~」は重版が決定。4月1日から表紙をリニューアルする。

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