松本人志「指示書」筆跡鑑定の信頼度と可能性 北村晴男弁護士が解説

 北村晴男弁護士が29日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、お笑いコンビのダウンタウン・松本人志の女性問題に言及。視聴者からの疑問に答える形で解説した。

 北村弁護士は、週刊文春の報道で掲載された女性への指示書とされた写真の「画像だけで筆跡鑑定はできないのか」という質問をピックアップ。「ネットで画像を見たんですけど、あまりに不鮮明。不鮮明な分だけ筆跡鑑定はしにくい」と話した。続けて「鮮明な画像を前提に申し上げると、ふだん松本さんが書いている字と見比べて鑑定を行うことは可能」と解説した。一方で「筆跡鑑定は裁判所が100%の信頼を置いているものではないんです。筆跡鑑定があっても、それが判決に直結するとまでは、なかなか言いにくい」とした。

 また、文春報道以外の「合意の上で性交渉を行ったような記事は名誉毀損(きそん)に当たらないのか」という質問には「名誉毀損は人の社会的評価を下げるようなもの。単に『女遊びが激しかったよね』というのは、松本さんについてはあまり名誉毀損になりにくい」と回答。理由について「松本さんご本人が元々こういう問題が起きる前から、例えば『女性とそういう状況になったら、自分はそういう行為に及びます』と、おっしゃっていますよね。それ以上に松本さんの社会的評価を下げることになりにくい」と解説した。

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