ジミー大西 マネジャーには「カードの暗証番号も教えてる」終活意識で「葬式も通夜もやらんでええ」
誕生日である元日に還暦を迎え、画家としても活躍するお笑い芸人のジミー大西(60)が23日、東京・日本橋三越本店で個展「還暦記念 ジミー大西 原画展」(24~29日まで)のプレス内覧会に出席した。30年に及ぶ画業の中で制作された原画を過去最大規模で販売する。
同所での開催は約15年ぶりで、ジミーは「今回は老人ホームに入るために原画展をやることにした。あと5年で入ります!」と堂々宣言。「もう売りたくないなっていうのがちょっと」と本音も漏らしつつ「ちいとでも売れたら僕は老人ホーム。もう精いっぱい生きてきましたよ」と夢を語った。
理想の老人ホームでも絵は描くといい「マネジャーに『キャンバスと筆だけは持って来いよ』って言う」と説明。「そりゃ途中で気も変わるでしょう」と笑わせつつ「一応目標は死ぬまで絵筆は握ります」と語った。
また自身の終活についても語り、「皆にやっぱり迷惑かけたくないんで、マネジャーにはキャッシュカードの暗証番号も教えてるから『それで(遺体を)焼いてくれ。骨はいらんぞ、お通夜もお葬式もせんでええから』と言ってあります」と告白。少し気が早いのでは?と聞かれると「還暦とはそう思っておかなあかんのですよ。いつ脳梗塞になるか分からないですし」と説明していた。
最後にジミーは「今回がほんま生きてる間最後の原画展。次は追悼展されると思います。これ以上頑張りようない、これがジミーの限界」と苦笑いで語った。
