演歌歌手の細川たかし（７３）が１２日、都内で開催される「細川一門！新春コンサート」の開演前に取材に対応した。昨年６月に一般女性と再婚したことを１０日に報告したばかりで、今回が再婚発表後初の公の場。杜このみ（３４）、彩青（２１）、田中あいみ（２３）ら弟子３人に囲まれ、結婚を祝福された。

　細川はオレンジ色の着物姿に髪をバッチリ決めて登場。報道陣から結婚を祝福されて「ありがとうございます」と照れつつ、「年齢的に７３なので、９０歳くらいまで頑張ろうという気持ちでいるので、健康的な面で食事とか後々大事なので、そう思うと、そばにいる女房が大切かな。一番大切な人」とのろけ。これに田中ら弟子は「ふ～」とはやし立てた。

　二人は「きよみちゃん」「看板」とお互いを呼んでいるという。プロポーズは「何となく。俺らの年になって『君をどうの…』っていう？」と特になく、自然な流れと説明。コンサートでもいつも楽屋でそばに居てくれる存在だという。書き初めに「人生努力」と新年の決意を記した細川は「（お相手が）見つかったのも私の努力です」と笑った。

　細川の妻は弟子たちも知る存在。結婚を知った時に「（弟子）３人で『やった』と喜んだ」と明かす杜は「スーパーウーマンのような方で、周りへの気遣いもすごい。憧れの夫婦です。裏方さんとしてもすごくサポートしている姿を見ていたので」と人柄を伝えた。

　細川一門の新年初コンサート。細川は「細川一門は若いと言うことが後々素晴らしいんじゃないかと思って。７０代を過ぎて弟子達を一丁前にしないといけないという思い。私も体に気をつけて、頑張ってまいりたい」と気合。来年は歌手デビュー５０周年を迎えるが、「２０年くらい歌って参りたい。１００歳目標で歌う」と誓った。

　細川は１０日、所属事務所を通じて、昨年６月に「かねて知人の紹介で知り合いだった女性」と再婚したことを発表。２０年１月から交際開始し、３年半かけてゴールインした。