Lienel 初単独ライブを28日開催 4月デビューですでにオリコン1位で「人生が変わった1年」
スターダストプロモーションに所属する男性アーティスト集団・EBiDANの6人組グループ・Lienel(リエネル)が、28日に初の単独ライブ「Lien ēternel」(東京・Zepp Haneda)を開催する。4月にデビューしたばかりだが、すでにオリコン1位の勲章も獲得した新星。集大成のステージを前に今、何を思うのか-。現在地を聞いた。
グループ名はフランス語で「永遠の絆」を意味し、語源となった言葉を初ライブのタイトルに冠した。平均年齢16・3歳。集大成のステージを2週間後に控え、高岡ミロ(17)は「僕たちがさらに進んでいく姿を想像できるような、未来につながるライブにしたいと思います」と燃えている。
オーディションを勝ち抜いたメンバーで結成され、4月29日にパシフィコ横浜でのイベントでデビューしたばかり。大会場でのお披露目に期待度が表れていた。
週末はリリースイベントで武者修行を続け、着実に成長。パフォーマンスを撮影し、反省会を繰り返してきた。芳賀柊斗(18)は仙台、森田璃空(17)は大阪在住のため、時にダンスやボーカルレッスンをリモートで行うなど、現代的な方法も駆使して結束力を強化。近藤駿太(18)は「生活が、というより人生が変わった1年でした」と振り返る。
11月には2枚目のシングル「kimito」がオリコン週間シングルランキングで1位を獲得。同週のアルバムランキングではBTSのジョングクが1位だっただけに、高桑真之(14)は「アルバムがジョングクさんでシングルはLienelと聞いて『本当?』と思っていたら、テレビでニュースが流れて激アツでした。涙が出るくらいうれしかったです」と、ファンの愛称であるLien(リアン)に感謝する。
EBiDANの末っ子グループだが、曲調は昭和や平成を思わせるレトロポップで、ギャップが新鮮だ。メインボーカルの武田創世(14)は「逆に新しいというか、そこを強みにしたいと思っています」と持ち味を研磨。耳に残る楽曲を武器に、群雄割拠のボーイズグループ界を駆け抜けていく。
