テレ朝でもジャニー氏性加害か 元忍者・志賀氏「プレハブ内のトイレで」と一部報道 「あったとすれば、大変遺憾」と回答
テレビ朝日は18日、旧ジャニーズ事務所創業者の故ジャニー喜多川氏による性加害問題で、元事務所の所属グループ「忍者」のメンバー、志賀泰伸さん(55)が同局内での被害を訴えた一部報道について、デイリースポーツの取材に応じた。
一部報道で志賀さんは、84年に15歳で加わったジャニーズJr.時代に「テレビ朝日のプレハブ内のトイレで性被害に遭った」と証言。六本木の同局の、3階建てプレハブ3階トイレで、ジャニー氏の性加害を受けたという。
同局は、デイリースポーツの取材に「当社の施設内でジャニー喜多川氏による性加害があったかどうか、当時の音楽番組担当スタッフにヒアリングしましたが、全く認識がないということでした。当該施設でそのような性加害があったとすれば、大変遺憾です」と文書で回答。当該建物は、現在は取り壊されており「当時の立ち上げに関わったプロデューサーはじめ、関係スタッフの多くは亡くなっております。当社としては、被害者救済委員会が、迅速かつ適正な救済・補償をおこなうことを望んでおります」とした。
また「当社は、今回の問題を総合的に検証するための特別番組を制作・放送する予定です」と結んだ。