ジャニーズ会見「1社1問」ルールに「馬鹿げた話」 立岩陽一郎氏「こんなことをするのは日本だけ」

 ジャーナリストの立岩陽一郎氏が3日、フジテレビ系「めざまし8」で、前日行われたジャニーズ事務所の会見で、一部記者から怒号などが飛び騒然としたことに言及。記者側にも冷静さを求め、ジャニーズ側にも「1社1問」の会見ルールは「国際標準から大きくかけ離れている」と指摘した。

 番組では前日行われたジャニーズ事務所の会見を特集。その中で、一部記者から怒号が飛び、井ノ原快彦が「落ち着いて」などとなだめる展開があったことも伝えた。

 これに立岩氏は、まずは質問する記者側に「記者会見は、誤解がないように言うが、糾弾の場ではない。分からないことを明らかにする場。冷静に落ち着いて、相手を非難することなく」とコメント。

 一方でジャニーズ側についても、1社1問というルールを設けたことに「馬鹿げた話」と一蹴し「なぜ1問にするかというと、皆さん公平に質問する機会といって、一見、公平に見えるが記者会見は公平にあらゆる人に質問する場を与えるのではなく、あらゆるわからない(疑問を)聞いてもらう場。ならば皆が質問することに重点を置くのではなく、1人の人が聞いて、答えが明確でなければさらに質問するということがなければ、成立しない」と指摘。

 「次の会見の時にジャニーズの皆さんには考えて欲しい。(1社1問は)国際標準から大きく離れている。こんなことをするのは基本的に日本だけだと思った方がいい」と助言していた。

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