佐々木大地七段 無念の逆転負け「中終盤に大きく間違えた気が」

 将棋の第94期棋聖戦五番勝負第4局が18日、新潟市「高志の宿 高島屋」で指され、藤井聡太棋聖(20=竜王、名人、叡王、王位、棋王、王将との七冠)が佐々木大地七段(28)に84手で勝利し、対戦成績3勝1敗で棋聖4連覇を達成した。これでデビュー以来負けなしの16期獲得。20歳最後の日の対局を白星で飾り、年内八冠制覇に向けて前進した。

 タイトル初挑戦の佐々木七段は、無念の逆転負けに「先手の利を生かせそうな順もありそうだったので、中終盤に大きく間違えた気がします」とつぶやくように語った。「初めて経験することが多かったんですが、非常に勉強になりましたし大舞台で自分の将棋はある程度指せたかなと思います」と前を向いた。

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