東山紀之 リベンジ再演ゲイのダンサー役! 新キャストは「赤ちゃんの頃に抱っこ」と縁ある事務所の後輩・岡本圭人
少年隊の東山紀之(56)が主演し、2020年に初演された舞台「チョコレートドーナツ」が、10月8日から東京・パルコ劇場で再演されることが23日、分かった。ゲイのショーパブダンサーを演じる東山のパートナー役は、新キャストとしてジャニーズ事務所の後輩、俳優・岡本圭人(30)が起用される。
ゲイの男性が、育児放棄された障がいを持つ子供を育てた米国の実話を元にした映画を、世界で初めて宮本亞門氏が舞台化。差別や偏見と戦う人々の姿を描く。初演時は新型コロナの影響により公演延期&一部中止の憂き目に遭い、東山にとって「たくさんの方に見ていただきたいと思っていた」という、念願の再演だ。
東山演じるダンサー・ルディの「運命の人」、検察官・ポール役は岡本が務める。東山は「赤ちゃんの頃に抱っこしていた子」との共演に「大きな縁を感じます」と、格別な思いを口に。かつて、岡本の父である、俳優・岡本健一(54)、森光子さんと共演した際、「圭人があまりに森さんを好きすぎて」、森さんへ「ほぼ飛び蹴り」の状態で飛び込んだエピソードを披露。岡本も「生まれた時から成長を見守ってくれていた方なので、自分の心を預けて一緒に作品をつくる事ができる」と全幅の信頼を置く。
新型コロナの影響が弱まり、「生の舞台を安心してお届けできる時期になった」と喜ぶ東山。「普遍的なテーマの作品の魅力を皆様に感じてもらえるよう、時間と場所とを共有できたら」と、再演にかける思いを語った。
11月には大阪、熊本、宮城、愛知で順次公演される。
