俳優の村井國夫（７８）が７日、都内で行われた「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」（３０日、全世界同時公開）の公開記念イベントに、シリーズの大ファンというお笑いコンビ・ミキの昴生（３７）と亜生（３４）とともに出演した。

　同作は世界中で人気を誇る不朽の冒険活劇「インディ・ジョーンズ」シリーズ最大にして最後の冒険となる。

　８１年公開のシリーズ１作目から、インディの日本語声優を長年務めている村井。同作での自身の演技を「なかなか僕のハリソン“良インディ”？“ジョーンズ”にできたよ」とダジャレで笑わせ絶好調だったが、「良い意味で頭を空っぽにして没頭できる映画」とファンにメッセージを送った亜生に「あまり面白くないコメントでした」と痛烈に評価。「ちょっとやめてくださいよ！」と亜生にツッコまれた村井だが、続けて昴生に対し「次、面白くして？」とむちゃぶり。昴生は「帰ります。この方と共演ＮＧ」と言い渡した。

　その流れで、インディの定番アイテム・ムチを使ったミニコントを披露した３人。インディ衣装の昴生が出したムチが細いひもで、「ムチ細っ」とツッコむ亜生と、「ひもかい」とツッコむ村井だったが、会場の反応はややウケ。どうやら裏で打ち合わせをしていたようだが、この結果に昴生は「村井さん！村井さんのせいやないかい！あんな振って振って！」と怒りの様子。村井は思わずポスターの裏へと恥ずかしそうに隠れてしまった。

　シリーズ最後となる同作に対しては村井は「僕も仕事無くなりますね。これでもう見られないと思うと残念」と切なさを口にしていた。