【全文】「愛は勝つ」のKAN「メッケル憩室癌」を公表 昨秋に腹痛「だんだん深刻な雰囲気に」どうにも洒落にならない報告

 「愛は勝つ」のヒットで知られるシンガー・ソングライターのKAN(60)が18日、公式サイトで「メッケル憩室癌」と診断されたことを公表した。当面、音楽活動を休止して、治療を最優先するという。

 KANは「どうにも洒落にならないご報告」としてファンに診断結果を報告。昨秋に腹痛が続いたため検査を繰り返したところ「だんだん深刻な雰囲気になり」、病理検査の結果「メッケル憩室癌」の診断に至ったという。「皆さまに楽観していただけることが、きっと大きなエネルギーになる、そんな気がしています」と報告を締めくくっている。

 「メッケル憩室」とは、小腸の壁の一部が袋状になって外に飛び出たもので、2%前後の乳児に生まれつきにあると言われている。

 以下、KANの報告全文。

 ◇  ◇

 私KANの音楽活動を応援してくださる皆さま、いつもありがとうございます。

突然ですが、どうにも洒落にならない御報告です。

「がん」が見つかりました。

昨年秋に発症した腹痛が数週間継続したので病院に行き、検査を繰り返すうちにだんだん深刻な雰囲気になり、大きな病院に移って、更に多様な検査の後、組織摘出手術を行い、病理検査の結果、『メッケル憩室癌』と診断されました。

予定されていたライヴは楽しくやり遂げさせていただきましたが、今後は治療最優先の生活に改変するため、4月の弦楽四重奏とのツアー【Concerto col Quartetto da Muroia 2023】は、やむなく中止とさせていただきます。

尚、ラジオのレギュラー2番組、STVラジオ【KANのロックボンソワ】、および、FM COCOLO【KANと要のWabi-Sabiナイト】は、放送局、制作関係者、共演者さまの御理解をいただき、これまでどおり継続出演させていただくことになりました。

演奏活動は当面休止ではありますが、今後ともよろしくおつきあいいただければ幸いです。

私KANの音楽活動を応援してくださる皆さまには、どうか、心配ではなく、どうぞ、楽観していただければと思います。

皆さまに楽観していただけることが、きっと大きなエネルギーになる、そんな気がしています。

この件をサラッと洒落にしながら演奏する日を常にイメージします。

では、股。  KAN

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