Ｋｉｎｇ　Ｇｎｕの井口理が２０日、都内で行われた初主演映画「ひとりぼっちじゃない」（３月１０日公開）の特別試写会イベントに出席した。

　一部週刊誌で、元タレントで音楽活動をしている女性との交際が報じられて以降、初めての公の場。イベント終了後、報道陣から「交際は順調ですか？」などと声がかかったが、柔和な笑顔を浮かべつつも答えることなくステージを後にした。

　同作は、監督を務めた伊藤ちひろ氏の同名小説が原作。井口は人とうまくコミュニケーションがとれない歯科医・ススメを演じる。井口は「自意識にかられるススメに共感できた。それを表現しようと思った」とし、「ここでも自意識が働いてます。耐えられないです」と苦笑いした。

　タイトルにちなみ「ひとりぼっちじゃないと思ったこと」を問われると、マネジャーとの車中の一場面を披露。「僕が（今の）気分の曲を書けるんですけど、何をしゃべるでもなく聴いている時間があって。言葉を交わさなくても共有している時間が孤独を感じないというか」と話していた。