お笑いコンビのザ・ギンギンマルのオガタ。（本名・尾形友道＝おがた・ともみち）さんが大腸がんのため９日に都内の病院で死去したことが１２日、所属事務所の公式ＨＰで発表された。３６歳。山形県出身。葬儀・告別式はすでに執り行われたという。

　所属事務所は公式ＨＰ上で「大腸がんが発覚し、入退院を繰り返す闘病生活をしながらも頑張る姿をみていただけに、突然の訃報に弊社、所属芸人共に未だ現実を受け止めきれない状況です」とし「今までオガタ。を応援してくださった皆様に心より感謝致します」としている。

　ザ・ギンギンマルは尾形さんが治療に専念するため、昨年１１月に活動を休止していた。相方の長谷川デビルマル（３６）はツイッターを更新。「去年１０月までは、ガン闘病の中で痩せた体で杖を突きながらライブに出てました」と述懐。今年１月には電話でお笑いを辞めようと話したことを明かし「お笑いを辞めても、ザ・ギンギンマルは辞めないという変な結論で電話を切りました」と説明。「まだ生きると思ってました」と悔しさをにじませ「最高の相方でした。最高の友人でした」などとつづった。