組織委・高橋元理事とAOKIホールディングス 東京五輪招致時から協力関係

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の高橋治之元理事(78)の会社がAOKIホールディングス(横浜市)側から多額の資金を受領していた問題で、2013年9月に東京大会開催が決まる前から、高橋氏側が招致への協力を依頼し、AOKI側が応じるなど、長年にわたり深い関係にあったとみられることが21日、分かった。

 AOKI側は開催決定から4年後の17年9月、高橋氏の会社「コモンズ」(東京)とコンサルタント契約を締結。18年10月に東京大会のスポンサーになった。コモンズへの支払総額は約4500万円に上り、東京地検特捜部は資金の趣旨を調べる。高橋氏は取材に不正を否定している。

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