乳がんで全摘のだいたひかる「無事に産まれました」 1年半ぶり公の場、産後&抗がん剤治療を語る

 タレントのだいたひかる(47)が13日、大阪市内にある女性の発毛治療を中心にしたクリニック・クレアージュ大阪で「抜け毛経験者とドクターによるトークセッション」に、体操女子で12年ロンドン五輪代表の田中理恵さん(35)と参加した。

 妊娠とコロナ禍の影響から、「1年半ぶり」という公の場。「ガッツリ休みました。おかげさまで無事に産まれました」と笑みを浮かべるだいたは、「親も親戚もただいたいだいた。だいたひかるです」と笑いを誘い、元気な姿で登壇した。

 だいたは2013年5月にアートディレクターの小泉貴之氏と結婚した。14年から不妊治療を始めたが、16年にステージ2Bの乳がんと診断され、同年1月に右乳房を全摘出。だが、19年にしこりが見つかり、再び手術を受けた。20年に放射線治療を一時中断し、不妊治療を再開。昨年5月、40歳の時に凍結した受精卵を移植して第一子を妊娠、今年1月に男児を出産している。

 産後の抜け毛に加え、抗がん剤治療による抜け毛経験者でもあるだいたは「抗がん剤を受けて1週間くらいで、頭がチリチリしてくるんです。抜けた後、生えてきたら毛質が変わってくる。生まれて初めて天然パーマになりました。抗がん剤あるあるみたいで、みんなクリンクリンになるんです」と赤裸々に明かしながら、「でも、人には会いたくない。社会性がなくなってくるんですね。ウィッグを付けていても心配される。大人しく家にいようと、自分に自信がなくなっていった」と当時を振り返った。

 今年6月には全摘出した右胸側の腕の浮腫がひどくなり、リンパ浮腫の手術を受けたが「亀の甲羅みたいになっていて、流れが悪いところを縫い合わせる手術をしたんですけど、前よりはマシになりました。指は同じくらいに戻って経過はなかなかいい。手術してよかったなという感じです」と、笑顔で術後の経過を明かしていた。

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