小田和正 74歳の旅路開幕 国内アーティスト史上最年長アリーナツアー25曲熱唱

 ステージを走る小田和正=福島・郡山のビッグパレットふくしま
3年ぶりのアリーナツアーで熱唱する小田和正=福島・郡山のビッグパレットふくしま
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 シンガー・ソングライターの小田和正(74)が3日、福島・郡山のビッグパレットふくしまで、3年ぶりのアリーナツアー「こんど、君と」の初日を迎えた。74歳8カ月でスタートさせるアリーナツアーは、国内アーティスト史上最年長記録。コロナ状況下初の単独公演となり、ファンとの再会に感涙を浮かべた。感染拡大防止のため定番演出を一部封印したが、歌唱力は衰え知らず。25曲で優しい歌声を響かせた。

 前回ツアーのファイナル以来、パンデミックを挟んで1038日ぶりの単独公演。5500人の手拍子に導かれステージに上がり、「みんな、元気だったでしょうか?本当にこの日がこんな状況の中で来るのだろうかと、ずっと不安でした。その日が来たんだと、集まってくれてホッとしております」とコロナ下での再会を喜んだ。

 小田のツアーでは約20年前から至近距離でライブを楽しめる「オンステージシート」を設置していたが、感染対策で今回は設けず。客席に降りてファンに直接マイクを向けるのも定番だったが、我慢を余儀なくされた。

 “制限”はあったものの、160メートルの花道ではお決まりのダッシュも見せて元気ハツラツ。代表曲「ラブ・ストーリーは突然に」や、ニューアルバム「early summer 2022」(15日発売)の収録曲「ナカマ」などを熱唱した。

 オフコース時代の名曲も当時のアレンジで披露し、新旧織り交ぜての構成。コロナ禍を受けて制作したツアータイトル曲「こんど、君と」の歌唱中には、感極まって涙を浮かべ、目頭を押さえた。

 ランニングで体力作りに取り組んで、迎えたアリーナツアー。昨年、矢沢永吉が72歳3カ月(当時)で樹立した最年長記録を塗り替えたが、小田は周囲に記録への興味は全く示していなかったという。10月29、30日の神戸での追加公演も発表され、11月9日まで34公演で31万人動員予定となっている。

 「課題はとにかく楽しく乗り切る。このツアー最終日まで駆け抜ける。それがテーマであります」。自らに言い聞かせて、74歳の旅路に踏み出した。

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