ムード歌謡グループ・純烈が６日、栃木・ホテルニュー塩原でスーパー銭湯公演を行った。小田井涼平（５１）が年内での脱退を発表して以来、初の公の場。リーダーの酒井一圭（４６）が、家族の新型コロナ陽性により濃厚接触者と認定されて欠席し、３人でのステージとなった。

　新曲「君を奪い去りたい」の歌唱時には、山本マネジャーがリーダーの“代打”を務める荒技を駆使。純烈らしい柔軟性でピンチを笑いに変え、小田井は「まさか脱退発表直後に自分じゃなくてリーダー不在の３人でやるとは思いませんでした。でも、この機会に家族との時間をしっかりもってもらいたいですね」とコメントした。

　純烈が３人で公演したのは、２０１９年６月に白川裕二郎（４５）がウイルス性胃腸炎で欠席して以来。当時は開場時間直前に白川不在が発表されたため、払い戻し対応をしつつ来場したファンを対象に無料でのトークとライブを行い、神対応として話題になった。