黒島結菜“もぐもぐ”ヒロインに 4月11日スタート NHK朝ドラ「ちむどんどん」
女優・黒島結菜(25)が18日、東京・NHKで、ヒロインを務める連続テレビ小説「ちむどんどん」(4月11日スタート、月~土曜、前8・00)のオンライン会見に、仲間由紀恵(42)、大森南朋(50)、稲垣来泉(11)と登場した。
本土復帰前の沖縄で生まれ育った主人公・暢子が、「食」を通じて自分らしさを見いだして、東京で沖縄料理店を開くストーリー。黒島と仲間の故郷でもある沖縄ロケが、舞台となるやんばる地方などで、昨年11~12月に3週間にわたって行われた。
元々、自炊で料理をしていたという黒島は、「プロの立ち振る舞いが難しくて。ペティナイフでニンニクをむくのが、プロの裁きの基本。家での練習では、フライパンで塩をこぼさないようにしたり」と特訓の一端を説明。得意料理には郷土の味のフーチャンプルーを挙げた。「もぐもぐして何言ってるか分からないくらい思いっきり食べることで、暢子らしさを表現してます。おいしいものを幸せそうに食べてるのを、いいなと思ってもらえたら」と“もぐもぐヒロイン”を体現している。
仲間は暢子ら4きょうだいの母親役。地元を題材にした史上3作目の朝ドラに、「本土復帰50年の節目の年に、沖縄やんばるを舞台にした作品に携われ幸せですし、もっと沖縄を好きになってほしいです」と期待を込めた。父親役の大森は「沖縄の自然の景色がすごい迫力」と映像美を保証し、暢子の幼少期を演じる稲垣も「海はエメラルドグリーンで朝から幸せな気分でいっぱいになれます」と声を弾ませていた。
