【先週のあらすじ】

　勇（村上虹郎）の求婚にとまどう安子（上白石萌音）は和菓子屋を再建し雉真家を出て、るいと離れることに。だが算太（濱田岳）が開店資金を持ち失踪。兄を探し大阪で倒れた安子をロバート（村雨辰剛）が救い愛を告白。ふたりを目撃したるいから拒絶された安子は、ロバートにアメリカへ連れて行ってと告げる。時が経ち成長したるい（深津絵里）は、大阪へ出てクリーニング店で働き始める。

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　るいはクリーニング屋での仕事が向いていた。時々やってくるちょっと変わったお客さん（オダギリジョー）の正体はつかめないままだが、仕事にも段々と慣れていった。そんなある日、るいがひとりで店番をしていると、こわもての田中（徳井優）という男が店にやってきて、預けた服に穴が空いていたとクレームをつけてくる。弁償だけでなく慰謝料を払えと迫られ、困ったるいだったが…。

　朝ドラ１０５作目の「カムカムエヴリバディ」は、母から娘へと３世代のヒロインが紡ぎ出す１００年に渡るファミリーストーリー。戦前の岡山に生まれた安子を上白石萌音、娘のるいを深津絵里、孫のひなたを川栄李奈が演じる。脚本は「ちりとてちん」を手掛けた藤本有紀によるオリジナル作品。岡山・大阪・京都を舞台に、ラジオ英語講座と共に歩んだ彼女たちの心温まる物語を、あんこと野球とジャズと時代劇を題材に描いていく。