「THE W」オダウエダ優勝会見 ナイナイ追いかけ芸人の小田、副賞「ぐるナイ」出演権に歓喜

優勝し号泣するオダウエダの小田結希(左)と植田紫帆
ネタを見せるオダウエダの小田結希(右)と植田紫帆
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 女性芸人ナンバー1決定戦「THE W」の決勝が13日に行われ、オダウエダが優勝し5代目女王に輝いた。過去最高の出場700組の頂点に立ち、賞金1000万円を獲得した。決定した瞬間、小田結希(26)と植田紫帆(30)は号泣しながら「笑ってます!」と声を張り上げた。

 昨年に続いての決勝進出。ファーストステージは焼き肉屋を舞台にした個性派ネタで勝ち抜き、最終決戦では植田がカニのストーカーを怪演。2票ずつ稼いだAマッソ、天才ピアニストを上回る3票を獲得し、ギリギリの熱戦を制した。

 優勝後の囲み会見で、小田は「自分の人生でこんなことってあるんやな」とまだ実感がわかない様子で答え、植田は「昨年負けてずっとTHE Wを勝つ気持ちだったので勝ててうれしい」と笑った。2人とも勝因を「自分たちの好きなことをやったから」と語った。

 優勝賞金の使い道は、小田は「お母さんに500万円を渡します」と答え、植田も「私も母親に恩返ししたいです。オーロラ見たいって言ってたんで。あとすごい狭い家に住んでるんで広い家に引っ越したいです」と話した。

 ナインティナインを追いかけて芸人の道を選んだという小田は、副賞に「ぐるぐるナインティナイン」の出演権があることに歓喜。植田は「(同番組年末年始恒例企画)『おもしろ荘』もオーディションが全然受からなくて、その願いを叶えさせてあげられなかった。THE Wルートがあったねぇ」と相方に笑いかけた。

 最後に植田は「昨年負けて、神保町(よしもと)漫才劇場でネタをさせていただいて、劇場で磨いたネタだと思う。コロナ禍で戦ってくれた、劇場の皆さんがいるから、私たちはここにいます」と感謝した。

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