アンジュルム笠原桃奈 18歳 涙と笑顔でアイドル人生に別れ「愛情を胸に」

 アイドルグループ・アンジュルムの笠原桃奈(18)が15日、東京・日本武道館で行われた卒業ライブ「アンジュルム コンサート2021~桃源郷~笠原桃奈卒業スペシャル」に出演。約6000人のファンに別れを告げ、笑顔でアイドル人生に幕を下ろした。

 約1年ぶりとなるグループでの単独ライブを前に笠原は「最強のアンジュルムで、最強のコンサートを届けたい」と力強くあいさつ。「交差点」の歌唱では、思いがあふれ出し、リーダー・竹内朱莉(23)らと共に涙を流すも、6月にリリースした新曲「愛されルートAorB?」を含む全23曲を宣言通りの力強いパフォーマンスと共にファンへ届けた。

 自身が選曲した「地球は今日も愛を育む」(2014年発売)をソロ歌唱したアンコールでは、「正直今はさみしくて、自分一人にどれほどの価値があるのかなって思う瞬間だってある」と手紙を読み上げ、素直な思い吐露。

 それでも「変わらないものと変わりゆくものを抱えて、進んでいきます。ここでもらった愛情を胸に、強く生きていきます」と決意を示すと、会場からは万雷の拍手が降り注いだ。

 笠原は2015年にハロプロ研修生となり、1年3カ月の研修期間を経てアンジュルムに加入。このライブをもってグループ、およびハロー!プロジェクトを卒業し、5年間の活動にピリオドを打った。事務所との契約は流動的で、今後は歌やダンスを学ぶため海外へと拠点を移すという。

 客席には、この日発売となったフォトブック「Dear sister」を監修した女優の蒼井優(36)、菊池亜紀子(39)も駆けつけ、最後の勇姿を見届けた。

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