松岡修造 コロナ禍での五輪取材悩んだ「拍手しないと思っていた」
元テニス選手でスポーツキャスターの松岡修造(53)が26日、都内で行われた日めくりカレンダー「まいにち、つながろう」(PHP研究所、27日発売)のオンライントークイベントに出席した。
元気になる言葉が添えられた大人気日めくりシリーズ第五弾。コロナ禍である今年は「元気の出る言葉よりも支え合う言葉でつながりたい」という思いを込めて「心と心はノーディスタンス」をサブタイトルに選んだ。
東京五輪では各競技を取材。賛否両論のあるコロナ禍での五輪取材に「本当に悩んでいた。拍手はしないと思っていた」と時に思い悩むこともあったが、「初日で全てが変わった。柔道の高藤(直寿)さんが金を取った。会場の思いを伝えることが使命だと思った」と間近で繰り広げられたドラマに心を動かされたと明かした。
昨年3月にティーカッププードルのロコモコ(メス)を飼い始めたと告白。私生活の変化を「散歩するようになった」と明かした松岡は「散歩していたら犬が急に止まった。『歩』とは少しに止まると書く。少し止まっても良いんだ。ダメでもいいんだと気付かせてもらった」と新たな家族に感謝した。